Web制作で画像を使うときに必ず確認すべきなのが 商用利用の可否 と ライセンス条件 です。無料だからといって、必ずしも自由に使えるわけではありません。今回は、2025年現在でも安心して利用できる定番の画像サイトを15個ご紹介します。すべて基本的に商用利用可能ですが、それぞれの特徴や用途、ライセンス条件もあわせてまとめました。
1. Unsplash

世界的に有名なフリー写真サイト。クオリティが非常に高く、Web制作やブログ記事、広告用バナーなど幅広く使えます。かつてはCC0ライセンスでしたが、現在は Unsplash License に変更されています。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布・そのままの販売は禁止
- ブランドや人物写真は利用時に要注意
2. Pexels

写真だけでなく動画素材も豊富で、近年は Canva と統合され利便性がさらに向上。特にSNSや広告バナー制作に向いています。ライセンスは Pexels License。
- 商用利用可/クレジット不要
- 写真そのものを再販することは禁止
- 加工して利用するのは自由
3. Pixabay

写真・イラスト・動画・音楽まで揃う総合的なフリー素材サイト。柔軟に使える一方で、Pixabay License という独自規約があります。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布や販売は禁止
- 商標利用などは制限あり
URL: https://pixabay.com/
4. Kaboompics

デザイン性の高いライフスタイル写真が豊富。特にインテリアやファッション系サイトと相性抜群です。独自ライセンス を採用。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布禁止
- 色合いの検索機能がユニーク
5. Gratisography

個性的でユニークな写真を集めたサイト。他では見つからないインパクトある素材が欲しいときに便利です。Gratisography License を採用。
- 商用利用可/クレジット不要
- 不道徳な利用は禁止
URL: https://gratisography.com/
6. StockSnap

毎週数百枚単位で新しい写真が追加されるストックサイト。CC0ライセンスで安心して利用できます。
- 商用利用可/クレジット不要
- 改変・二次利用も自由
7. Burst (by Shopify)

Shopifyが提供するEC向け写真サイト。ネットショップや商品販売サイトに役立つ写真が揃います。ライセンスは Burst License。
- 商用利用可/クレジット不要
- 商品写真そのものの再販は禁止
URL: https://burst.shopify.com/
8. Reshot

「他と違う写真が欲しい」というときに重宝するユニーク系のサイト。スタートアップやクリエイティブ案件におすすめ。独自ライセンス を採用。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布は禁止
9. Libreshot

運営者が撮影した自然や風景写真をCC0で配布。シンプルで安心して使える素材が多いです。
- 商用利用可/クレジット不要
10. Foodiesfeed

フード系写真に特化したサイト。飲食店サイトやレシピ系ブログに最適。ライセンスはCC0。
- 商用利用可/クレジット不要
URL: https://www.foodiesfeed.com/
11. ISO Republic

写真と動画を提供するシンプルなサイト。企業サイトや汎用的なイメージ画像探しに便利です。ライセンスはCC0。
- 商用利用可/クレジット不要
12. Picjumbo

背景写真や日常写真が多く、バナーやスライドの背景として使いやすいです。独自ライセンス。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布は禁止
13. SplitShire

人物写真が特に充実。Webサイトに「人の雰囲気」を出したいときに便利。SplitShire License。
- 商用利用可/クレジット不要
- 再配布は禁止
URL: https://www.splitshire.com/
14. Freeimages

昔からある老舗のフリー素材サイト。種類は豊富ですが、独自ライセンス のため確認が必要です。
- 商用利用可
- 再配布・そのまま販売は禁止
- クレジット推奨
URL: https://www.freeimages.com/
15. Morguefile

2000年代初期から続く老舗サイト。日常的で自然な写真が多く、ブログや小規模Web制作に向いています。Morguefile Free License。
- 商用利用可/クレジット不要
- 大きな改変なしでの再販は禁止
まとめ
以上、2025年版・Web制作に便利な画像サイト15選(ライセンス詳細つき)をご紹介しました。
- CC0系(例:StockSnap, Libreshot, Foodiesfeed) → 自由度が高い
- 独自ライセンス系(例:Unsplash, Pexels, Pixabay) → 「再配布禁止」「販売禁止」など制限あり
商用利用できるといっても、モデルリリースやブランド利用の制限がある場合もあるため、利用前には必ず各サイトの利用規約を確認しましょう。