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2025年5月最新版 Webflow料金プランの紹介

この記事では2025年5月時点でのWebflowの料金プランを理解することができます。Site PlanとWorkspace Plan、さらにはlocalization Planまで紹介しています。

Shohei Yano

この記事では、2025年5月時点のWebflowの料金プランについて、わかりやすく解説します。

まず、Webflowの料金体系は大きく分けて 「Siteプラン」「Workspaceプラン」 の2種類があります。

この2つはそれぞれ目的が異なり、どちらか一方だけで十分な場合もあれば、両方のプランが必要になるケースもあります。

この記事では、それぞれのプランの違いや選び方について詳しくご紹介します。

Siteプラン

最初はSite Planです。

Siteプランは、Webflowで作られた1つのWebサイト(プロジェクト)に対して購入するものです。

Starterプラン(無料)

最初にプロジェクトを作成したときは全て無料のStarterプランになっています。

無料プランだと、Webflowのドメインでしか公開することができません。WebサイトのURLの後ろにwebflow.ioが付くことになります。

  • ページ数制限:静的ページ2ページまで
  • フォーム送信数:50回/月
  • 訪問数:1,000人/月
  • CMSアイテム数:50件まで
  • 公開ドメイン:webflow.ioのサブドメインのみ

Webflowを無料で試すにはちょうどいいプランですが、本格的なWebサイト制作には不十分です。

Basicプラン

  • 料金
    • 年間契約:月額14ドル
    • 月次契約:月額18ドル
  • ページ数制限:150ページまで
  • フォーム送信数:無制限(2024年12月以降の変更)
  • 訪問数:250,000人/月
  • 独自ドメイン:設定可能(ドメインは別途購入が必要)
  • CMS機能:利用不可

自分の.jpや.comを設定することができます。ドメインは別で購入することが必要ですので、購入済みのドメインをWebflowに接続することになります。

そして、BasicプランではCMSが使えません。データベースの使わないプランになりますので、ブログやニュース記事の投稿に向いていません。

CMSデータの使わないシンプルなWebサイトやLPを作成するにはちょうどいいプランです。

CMSプラン

  • 料金
    • 年間契約:月額23ドル
    • 月次契約:月額29ドル
  • CMSアイテム数:2,000件まで
  • フォーム送信数:無制限(2024年12月以降の変更)
  • 編集者数:3人まで追加可能
  • サイト内検索機能:利用可能

Basicプランの機能に加えて、CMSが使えるようになっています。ブログやニュース記事など、コンテンツ管理が必要なサイトに最適です。

Businessプラン

  • 料金
    • 年間契約:月額39ドル
    • 月次契約:月額49ドル
  • CMSアイテム数:10,000件まで
  • フォーム送信数:無制限(2024年12月以降の変更)
  • 編集者数:10人まで招待可能
  • ファイルアップロード機能:追加
  • 静的ページ数:300ページまで(2024年7月以降の変更)
  • 帯域幅:100GB(追加料金で拡張可能)

追加機能としてはフォームでファイルをアップロードして送信できることです。

そしてより多くのユーザー数とデータのトラフィックに耐えるホスティングです。

一般的なサイトプランに加えて、ECプランもあります。サイト上でオンライン決済機能を使用したい場合は、こちらが必要になります。

EC Standardプラン

ECのStandardはCMSプランの機能と基本的に一緒ですが、500件の商品を追加で作成することができます。決済額に対して2%の手数料がかかります。

決済方法は、StripeとPayPalを通したカード決済です。決済システムの手数料もその2%に加えてかかるので、事前に確認してください。

  • 料金
    • 年間契約:月額29ドル
    • 月次契約:月額42ドル
  • 商品数:500件まで
  • 取引手数料:2%(Webflowの手数料)
  • 決済方法:StripeおよびPayPal

ECプラン

Plusプラン

ECのPlusプランは通常のBusinessと同じですが、それに加えて5000件の商品データを追加することができます。

  • 料金
    • 年間契約:月額74ドル
    • 月次契約:月額84ドル
  • 商品数:5,000件まで
  • 取引手数料:0%

Advancedプラン

ECのAdvancedプランはPlusと機能が一緒ですが、商品数だけが15000件まで増えます。

  • 料金
    • 年間契約:月額212ドル
    • 月次契約:月額235ドル
  • 商品数:15,000件まで
  • 取引手数料:0%

ECプランは、オンラインストアの規模や必要な機能に応じて選択が可能です。

Localizationアドオン

多言語サイトを構築する場合、Localizationのアドオンを追加する必要があります。

このアドオンは「言語ごと」に追加購入が必要です。たとえば、日本語のサイトに英語を追加したい場合は、英語用に1つ分のアドオンを購入します。さらに中国語も追加したい場合は、中国語用にもう1つアドオンを購入する必要があります。

では、Localizationプランを見ましょう。

Essentialプラン

  • 料金
    • 年間契約:月額 $9(1言語あたり)
    • 月次契約:月額 $12(1言語あたり)
  • 対応サイトプラン:Basic、CMS、Businessプランに追加可能
  • 主な機能
    • 最大3言語まで追加可能
    • 毎月10,000語までの自動翻訳
    • ページ上のテキストやURLの言語ごとの変更
    • CMSデータの各言語バージョンの作成
    • API連携によるコンテンツの言語ごとの更新

Advancedプラン

  • 料金
    • 年間契約:月額 $29(1言語あたり)
    • 月次契約:月額 $35(1言語あたり)
  • 主な機能
    • 最大10言語まで追加可能
    • 毎月50,000語までの自動翻訳
    • 言語ごとの画像やアセットの置き換え
    • 訪問者のブラウザ言語に基づく自動リダイレクト
    • ページのURLを言語ごとに設定可能
    例えば、日本語で「/seikyu」というページを英語で「/invoice」にすることができます。

Enterpriseプラン

  • 料金:個別見積もり
  • 主な機能
    • 言語ごとの要素の表示・非表示の切り替え
    • 言語ごとのスタイルの変更
    • 大規模な多言語サイト向けのカスタマイズ機能

注意点

Localizationアドオンは、Basic、CMS、Businessプランに追加可能です。ECプランでは使用できません。

Workspaceプラン

WebflowのWorkspace(ワークスペース)プランでは、チームの規模やコラボレーションニーズに応じた4つのプランが用意されています。

各プランは「ステージング機能」「共有機能」「追加機能」の観点から整理すると、違いが分かりやすくなります。

Starterプラン

ステージング機能

  • 公開先:webflow.ioのサブドメインのみ
  • カスタムドメイン公開不可

共有機能

  • ゲスト招待:2人まで可(コメント機能)
  • シート(有料)を購入して拡張可能

追加機能

  • サイト数:最大2サイトまで作成可(ホスティングなし)
  • サポート:コミュニティフォーラム中心(メールサポートなし)

Coreプラン

ステージング機能

  • webflow.ioドメインでの公開が可能

共有機能

  • フルシートユーザー数:1名から
  • ゲスト招待:2人まで可(コメント機能)
  • シート(有料)を購入して拡張可能

追加機能

  • サイト数:最大10サイトまで作成可
  • サポート:メールサポート対応
  • チームテンプレート機能あり

Growthプラン

ステージング機能

  • カスタムドメインなしでもCMSやフォーム機能がテスト可能

共有機能

  • ゲスト招待:2人まで可(コメント機能)
  • 複数のシートに対応(フル、リミテッド、フリーの3種類を使い分け可)
    • コンテンツ担当者だけリミテッドシートにすることでコスト削減も可能

追加機能

  • パーミッション管理の柔軟性が向上(ユーザー単位で権限設定可能)
  • サイト数:無制限
  • チームテンプレート、ライブラリ機能
  • 高度なバージョン管理(Activity log など)

Enterpriseプラン

ステージング機能

  • セキュリティ環境での複数ステージングが可能
  • SLA対応やISO準拠など、セキュリティ強化オプションあり

共有機能

  • シートの大規模運用可(数十〜数百名規模)
  • SSO(シングルサインオン)、SCIM連携対応

追加機能

  • カスタム契約、専任カスタマーサクセスチーム
  • ガバナンスと権限管理の強化
  • SOC2、ISO27001等のセキュリティ準拠

補足:Workspaceプランの「シート制」について

2024年12月以降、Workspaceプランでは以下のようにユーザーを「シート(seat)」として管理する方式へ変更されました:

フルシート

デザイン、CMS、公開、設定など、すべての機能にアクセス可能です。課金が必要です。

リミテッドシート

CMS編集やコンテンツ編集が可能ですが、デザインや設定の変更はできません。こちらも課金が必要です。

フリーシート

閲覧とコメントのみが可能なシートで、無料で利用できます。

Freelancerプラン

こちらは1人または小規模(最大3人程度)の制作チームにぴったりなプランです。クライアントワークを行うWebflowパートナーにとって、自由度の高い使い方ができるのが特徴です。

シート料金(1席あたり)

  • 年間契約:月あたり $16
  • 月次契約:月あたり $24

主な機能

  • 無料プロジェクトでも CMSアイテム2,000件まで作成可能
  • 他のWorkspaceにゲストとして参加可能(クライアントのWorkspaceで作業OK)

特徴

Freelancerプランは、基本機能は「Core」と同等ですが、

  • 無料プロジェクトでCMSが使える
  • ゲスト参加が可能

といった2つの大きな違いがあります。

まさに名前のとおり、フリーランスの制作者に最適なプランです。

Agencyプラン

こちらは最大9人までの制作チーム(制作会社)向けのプランです。Freelancerと同様に、クライアントワーク向けの特典が用意されています。

シート料金(1席あたり)

  • 年間契約:月あたり $35
  • 月次契約:月あたり $42

主な機能

  • Growthプランと同じ機能
  • CMSを無料プロジェクトでも2,000件まで作成可能
  • 他Workspaceへのゲスト参加OK

特徴

Freelancerと同じく、Agencyプランも

  • CMSフル活用
  • クライアントのWorkspaceにゲスト参加

が可能です。特に複数人でのクライアントワークを効率よく進めたい制作会社に最適な構成になっています。

Enterpriseプランについて

Webflowには、さらに上位の「Enterprise(エンタープライズ)」プランも用意されています(サイトプラン・Workspaceプランの両方に存在)。

こちらは、セキュリティや管理体制を重視する大企業や官公庁向けの特別なプランです。

チームの規模や利用目的に合わせて個別に見積もりが行われ、専用のサポート体制も整っています。

以上が2025年5月時点でのWebflowの最新料金プランのご紹介でした。ご自身の目的やチームの規模に合わせて、最適なプラン選びの参考になれば幸いです。

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